岡山県において国鉄バスの高速路線といえば、中国高速線があまりにも有名である。
しかし、運行の中心が大阪であるため、この項では参考程度にとどめたい。それならば
岡山県におけるJRバスの高速路線といえば、瀬戸大橋の開通とともに華々しくデビュー
した瀬戸高速線である。ただJRの担当は倉敷−高松の1往復のみであった。瀬戸大橋
ブームが去ると同時に路線自体も消えてしまった。しばらく沈黙を続けた岡山自動車営
業所であるが、平成12年に総社・倉敷・岡山−大阪間高速バス「吉備エクスプレス」を
開業させた。県内初のKL−の新車を3両導入、しかも新デザインで登場した。この路線
に期待する意気込みを見せたが、岡山市内の停留所が天満屋BCのみ、両備バスの大
阪便との絡みから利用しにくいダイヤ設定など、出足から苦戦を強いられることになる。
その後、岡山駅前のワシントンホテル前と山陽町の下市にバス停を設置、ユニバーサル
スタジオへ路線延長など利用客の利便を図った。その後、広島線「サンサンライナー」への
参入、徳島線の開設、出雲線参入など高速路線参入に意気込みを見せている。しかし、
3社共同運行で華々しくデビューした姫路行き高速バス「播備ライナー」は開設から僅か8ヶ
月ほどで廃止となってしまった。更に16年2月には福岡行き昼行高速バスも開設し、岡山
における高速バス路線網を充実させつつあ ったが、こちらも1年程で廃止となってしまった。
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1.エアロバス編
2.ガーラ編
3.エアロクィーン・キング編
4.中国高速線編
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