高梁市が広島の福山自動車時計博物館より、トヨタ+呉羽の昭和42年式DB100を譲
り受け、同市吹屋のふるさと村周辺の観光振興のため平成23年11月より土・日曜祝日
限定で循環バスの運行を開始した。運行は地元の備北バスが請け負い、塗装も備北バス
旧カラーが施されている。路線は吹屋の下町駐車場を起点とし、吹き屋の古くて狭い町並
みを経由しベンガラ館や笹畝坑道を経て、ベンガラで財を成したお屋敷、広兼邸に至る4往
復と最終1往復は広兼邸と同じくベンガラで財を成した西江邸のある坂本まで下る便が設定
されている。吹屋地区はかなり山の中にあり、地域内の道路は昔ながらの狭くてアップダウ
ンの激しい山道であり、そのロケーションは昭和40年代のバス黄金時代の山間部の路線バ
スを髣髴とさせる素晴しいものである。その運行を応援すべく、走行シーンを紹介する。なお、
平成23年度の運行は終了し、平成24年は4〜6月および9月〜11月までの土・日・祝日の
運行が予定されている。皆さんお誘いの上、末永く運行してもらえるよう訪問して頂きたい。
昭和42年式 トヨタ DB100 ボディーは呉羽 |
リアスタイル。バスの所有は高梁市であるため、車体には備北バスの表記はない。 |
吹屋の町並み保存地区を走るDB100。バス車体が軒先ギリギリ! |
|
この日は集落の秋祭りの日で、紅白の幕が街中に掲げられていた。 |
中々の迫力! |
広兼邸似て小休止。ここの駐車場は観光バスもやってくる。 |
広兼邸より吹屋へ向けての区間。かつてこのような光景が日本全国で見られただろう。 |
段々畑とボンネットバス。 |
快走!ボンネットバス。 |
長い上り坂を・・・・ |
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田舎の風景に溶け込んでいる。 |
ギヤを落としてさらに急勾配を上る。 |
車庫への回送途中にて。紅葉にはちょっと早いか・・・ |
回送途中、カルスト地形の岩石が露出した山をバックに。 |
ここで、吹屋への公共交通機関によるアクセスを紹介しておこう。
岡山駅よりJR伯備線で備中高梁駅で下車。備中高梁駅は1時間に1本運行されている
特急やくもが停車するので便利である。普通列車は1時間に2本程度運行されている。
吹屋へは備北バスの路線バスが1日3往復運行されている。
乗り場の高梁バスセンターはJR備中高梁駅の隣にある。
備北バス吹屋行時刻表
高梁駅発
吹屋着
吹屋発
高梁駅着
▲6:50 7:48 ◎7:24
8:22
10:50
11:48
▲9:05 10:03
13:50
14:48
12:48
13:46
17:55
18:58
15:42
16:40
▲土日祝日運休 ◎土日祝日運行
吹屋ふるさと村巡回バス時刻表
高梁駅発 新見駅発 下町P
吹屋
広兼邸前
坂本着
坂本発
広兼邸前
吹屋
下町P 新見駅着 高梁駅着
10:50
10:52
11:05
11:10
11:23
11:25
10:50 ⇒ ⇒ 11:48 11:50
11:52
12:05
12:10
12:23
12:25
12:48 ⇒ ⇒ 13:46 12:50
12:52
13:05
13:10
13:23
13:25
13:50
13:52
14:05
14:10
14:23
14:25
14:25 14:27 ⇒
14:40
13:50 ⇒ ⇒ 14:48 14:40
⇒ ⇒ ⇒ 15:20 15:25
⇒
15:38
15:40 15:42 ⇒ ⇒ 16:40
15:25 ⇒ ⇒ ⇒ 16:05
斜字は乗り換えに便利な一般路線便
吹屋ふるさと村巡回バスは一般路線として運行しているため、運賃は乗車した区間に
より異なるが、500円の1日乗車券が用意されており、車掌さんが車内補充券にパン
チを入れて車内で販売している。終点まで1往復すると元が取れるので大変お得で記
念にも持ち帰られるので、利用の際は購入して頂きたい。交通の便が悪い所ではある
が、是非備北バスの定期路線便を利用して訪問して頂きたい次第である。
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